モラロジー青年活動ネットワーク

<報告>平成24年度 ジュニアセミナー in とうほく

8月10日(金)〜12日(日)の2泊3日で、八戸市内の種差少年自然の家において小学4年生から6年生を対象とするジュニアセミナーinとうほくを開催しました。お盆前ではありましたが八戸市在住の児童を中心に、遠方からは福島から18名が参加しました。

今年で2回目となる東北ブロックでのこのセミナーは、夏休みに大切なことを身につけることを目的に、“感謝の心”、“思いやりの心”、 “自立の心”を3本柱として、よき思い出づくりと学びを織り交ぜたプログラムを展開しました。特に会員の子弟だけでなく、今回は一般の児童を対象としたセミナーとなることもあり緊張感のあるセミナーとなりました。

はじめに、アイスブレイキングとジュニアセミナー5か条の確認の時間がありました。ゲームを通じて参加者の緊張をほぐした後、班に分かれて3日間のルールであるジュニアセミナー5か条の心得(皆のために時間は守る、人の喜ぶことをするなど)を声に出して復唱しました。ここで3日間の目標も設定しました。続けて国旗・国歌の成り立ちや日本人で良かったなぁと感じられるエピソードなどを聞き、日本は安全で安心できる国家であることを確認することができました。企画の最後には普段言うことのない親への感謝の手紙を書きました。

夕食・入浴を挟み、その後は学びの時間です。“いのちのつながり”を学ぶこの時間では、お味噌汁をひとつの題材としてどのような人や生き物が関わって成り立っているかをグループごとに考え、具材となっている生き物の生命をいただいて今の自分の栄養としていること、またそれらを育てている人や、売っている人、自然環境など多くのつながりがあって食事が食べられるということなどを学びました。

次に事前に記入してもらったいのちのつながりシートを使用し、先祖の一人が欠けると今の自分や、親が存在しないこと、また自分が存在しなかったらその子孫もまた続くことがないということを感じてもらい、“いのち”、“つながり”の大切さを実感しました。

2日目の午前はペットボトルを使用しての提灯作りとキャンプ・テント、学びの時間。個性的なデザインのペットボトル提灯作りに参加者は真剣そのものでした。学びの時間では、三戸モラロジー事務所の佐藤光則さんより、青森県の偉人である三上剛太郎についてお話を聞きました。赤十字関連のお話を中心に志を立てること、親孝行・仁愛の心の大切さを学びました。

午後は野外体験でグランドゴルフを体験。晴天に恵まれ、各コースをいかに少ない打数で回るかをチームで協力してプレーしました。夕食のBBQでは男子は火起こし・器材運び、女子は野菜を切ったりお互いの良さを活かし準備することが出来ました。

BBQ・入浴の後は、自分で作った提灯を片手にキャンプファイヤーへ。サプライズの花火の数々に歓声があがりました。感謝・思いやり・自立の三つの火を各班のリーダーが火の神から受け取り、その三つの心を大切にすることを誓いました。歌や踊りで楽しくキャンプファイヤーの時間を過ごし、これまでのセミナーを振り返り、どのくらいの“ありがとう”があったのかを考えました。企画の終わりに家族からの手紙がありました。思い思いにその手紙をテントで読んでもらい、セミナー最後の夜を過ごしてもらいました。

最終日は、3日間を振り返る時間と親への感謝をもう一度書き記す時間。子供たちは、まずグループで模造紙に3日間で印象に残ったことを絵に描き発表し合いました。そしてスクリーンに流される映像で学んだこと、大切にしたいこと、を楽しく過ごした時間を振り返ったあと、グループ内で感想を言い共有しました。今度はセミナーで感じた・学んだ、三つの心について三色の付箋に書き込み一つの花を咲かせることが出来ました。グループそれぞれの色が出た企画でした。

いよいよ親へのメッセージを書き記すとき。セミナーで学んで感じたこと、前日の夜に届いた親からへの手紙を読んで、子供たちは一日目に書いたときよりも、より思いが強く・具体的に書くことができ、さらに恩返しする内容も書くことができました。親が後方に着席している中、一人一人壇上で親へのメッセージを発表します。みんなそれぞれの親への思いを伝えました。感動の涙の一コマも有り、子供たちの成長を感じました。発表を終えた子供たちは、3日ぶりに家族と再会しました。


最後に、みんなにジュニアマスターの賞状を伝達し、清々しく和やかな閉会となりました。

 

(レポート 青森県青年代表 市ノ渡祥廣)