モラロジー青年活動ネットワーク

<報告>親へ思いを届けようプロジェクト2013

今年度も「親へ思いを届けようプロジェクト2013」の兵庫県表彰式に先駆けて「たつの市優秀作品表彰式」を2月1日(土)赤とんぼ文化ホールにて開催させていただきました。
 今年度もたつの市教育委員会に全面協力をいただき、たつの市内23小・中学校のうち21校、市内全児童・生徒合計6,775名の約6割に当たる3,951名にご応募を頂き、各家庭で親子の心のキャッチボールをしていただきました。
 学校廻りや発送作業、表彰式の準備・進行まで、すべて青年クラブ主導で進めましたが、実際に社会のお役に立っている実感と共に、応募ハガキから感動と元気をいただきながら、楽しく活動しました。  表彰式では、市長賞・研究所賞・教育長賞をはじめ56名の入賞者とご家族約150名と、あたたかい親子の絆を共有することが出来ました。表彰式後は全学校を回り、すべての先生に作品集を進呈し、また参加のすべての児童・生徒に参加賞をお渡ししました。
 こうした取り組みにより、地域の中で親子の絆の大切さに加え、モラロジーや道徳に対する信用や親しみが醸成され、あたたかい社会と未来の創造に少しでもお役にたてるように、これからも継続して取り組んでいきます。

<報告:平井伸明(龍野事務所)>


――――――――――――――― 教育長祝辞 ―――――――――――――――


 「親へ思いを届けようプロジェクト2013」作品集が発刊されるにあたり、心よりお喜び申し上げます。
 普段、口にしづらい感謝や慈しみの気持ちを、ハガキに託し届けようとするこのプロジェクトに、たくさんの児童・生徒の皆さんが参加されました。一段と寒さが厳しく、部屋の外へ出るにも勇気を出して勢いでもつけないと出られないような日々が続いていますが、本作品集を読むと、心がぽかぽかと暖かく、優しい気持ちでいっぱいになります。
 これらの作品の中から、さらに審査を経て、「兵庫県表彰式」で表彰される方もいらっしゃることでしょう。昨年度も、本市からたくさんの方が、県でも表彰されています。その中から、「公益財団法人 兵庫県青少年本部 理事長賞」を受賞された本市の中学校1年生(当時)の女子生徒とお母さんのことを紹介したいと思います。
 「お母さんへ」と題された彼女のハガキは、お母さんへの感謝の言葉であふれていました。彼女は、中学校生活のスタートにつまずき、毎日毎日暗くて泣いてばかりで心配をかけたそうです。お母さんは、そんな彼女を優しく抱きしめてくれました。少し心が元気になった彼女は、ようやく仲の良い友達が出来て、新しい大きな一歩を踏み出す事が出来たのだそうです。そのハガキを受け取ったお母さんは、彼女に返事をしたためられました。中学校生活をワクワクしながらスタートしたはずの娘に宛てて、「悩んで、不安でつぶされそうな時、かあちゃんは力になれたんやろうか?実はね、かあちゃんも不安でつぶされそうだったよ。」と、その時の心情を正直に伝えられています。
 悩みを共有し悲しみを分かち合う親子の姿に胸が熱くなります。不安で何をどうしたらよいのか分からない子どもにとって、ただ傍にいて、辛い気持ちに寄り添ってくれる親がいることが、大きな力となることを再認識させられました。
 本プロジェクトが、この母子の絆を一層強く太くしたことは間違いありません。ぜひ、本作品集に掲載されている多くのハガキをご覧になり、温かな思いに感動し、親子や家庭の絆の素晴らしさを感じていただけたら幸いです。
 最後になりましたが、親子の交流を深め、絆の大切さについて改めて考えるきっかけを与えてくださった龍野モラロジー事務所の皆様に感謝申し上げ祝辞といたします。

<たつの市教育委員会教育長 苅尾昌典>


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