モラロジー青年活動ネットワーク

<報告>大和ふたかみ事務所 親学講演会

親として学ぶべきこと〜親の気持ち、子供の気持ち〜

当日は大変ご多用の中、多くの皆様にご参加いただきました。参加者118名(子ども6名)で、奈良県内の12事務所から青年クラブのメンバーも多く参加していただきました。
 今回の開催は、「奈良元気プロジェクト」という企画から始まりました。「奈良元気プロジェクト」とは、奈良県内14事務所の青年が各地域を持ち回り、青年世代の心の教育や地域の活性化、社会貢献を通して、奈良県を、そして社会を元気にする為のお手伝いをさせていただこうという活動です。
 第3回となる今回は、大和ふたかみモラロジー事務所が高橋史朗先生にお越しいただき、親学の講演会を開催させていただくことになりました。

この日の演題は「親が変われば、子どもも変わる。高橋先生は、長年心の教育について研究され、新たに「親学」や「脳科学」という視点の必要性を強調されています。そして、これからの教育は、教師だけでなく、親がこれからどのように変わらなければならないのか、国における考え方や具体的な話を交え、分かりやすくお話いただきました。
 講演の中で、「最近は、子どもの問題になると、とかく“学校”や“教師”だけが批判されているが、“家庭”や“親”が、まずしっかりと教えていかなくてはならないと思う。親が変わらなければ、子どもは変わらない」として、“親学”の重要性を説明していただき、また、「人づくりには、社会力、文化力に加えて、“人間力”をどう育んでいくかがとても大切」と話され、「子どもの脳の発達には“臨界期”があり、対人関係能力や自己制御能力が育つ、この時期にしっかりと教育する必要がある」と説明されました。
 講演後の感想には、高橋先生の話を聞いて、これからの実践に役立てたい、元気が出た、また誘って下さいね等の声を多くいただくことができました。

講演会の後、継続学習会を開催

この講演会の継続学習として平成22年1月19日(火)にハルナ幼稚園のご協力をいただき、保護者のお母様方に親学の学習機会を持たせていただきました。演題は「親が変われば、子どもも変わる」で、講師はモラロジー研究所社会教育講師の前田道弘講師に出講いただきました。
 はじめに前田講師の体験で、孫の顔を見た時に決意したこと、それは自分の宝探し。自分だけの幸福実現の努力から、子孫や若者のために役に立つ宝を、天に積む努力に変えたことをお話いただきました。
 次に、幸せは身近な所にある。家庭を安らぎの場とすること。母親も人間的成長に努力し、子どもと共に学ぶ場を持たなければいけない。そして、実践的な体験を家庭でも味わえるように子どもにもお手伝いをさせることの大切さを説明されました。まず親が後ろ姿を通して感化することが大事で、孝は百行の本なりと言いますが、親孝行優先の実行をまず親が示すことが大切だとお話いただきました。
 最後に、@感謝の心を育てる。A思いやりの心を育てる。B自立の心(志)を育てる。この三つの心を育てることの実践で、親が変われば必ず子どもも変わるという内容で、50名を超える若いお母様方には、大変有意義な学習機会になったと思います。

今回の2つの講演会を通して、参加者の立場ではなく、主催者側としてお世話をさせていただくということを学ばせていただきました。多くの反省点がありますが、これからの活動に繋げていきます。今後も地元教育委員会と連携し、学校における道徳教育を支援していくことにより、次代を担う子どもたちへの教育にお役に立てればと思います。
 最後になりましたが、ご参加くださいました皆様、ご来賓の皆様、開催にあたりご尽力くださいました事務所代表世話人様はじめご先輩方、全ての皆様に感謝申し上げ、ご報告とさせていただきます。

レポート:大和ふたかみ事務所 青年代表 高谷 嘉一