モラロジー青年活動ネットワーク

<報告>都道府県青年代表研修会

 9月11日(土)〜12(日)、大阪講堂において都道府県青年代表研修会を開催し、総勢82名(男性72名、女性10名)が参加しました。

 これまでの研修会とは異なり、今年度は、女性の参加者を優先とした部長推薦枠を設け、男女共々、幅広い青年層での活動推進を意識しました。全国の20〜30代の青年が顔を合わせ、お互いの活動内容や課題点、今後の取り組み等を伝え合うことで、同じ悩みを分かち合ったり、新たな視点に気づきそこから学んだりと貴重な情報共有と懇親ができたセミナーとなりました。


 初日は、井上和行本部長の開会挨拶に始まり、続いてブロック推薦による5名(青年4名、育成担当1名)が活動の紹介や提言発表を行いました。
 

 発表は4つのテーマ、「仲間と作り上げる青年活動〜ニューモラル学習会に込める思い〜」(中国ブロック 石塚のり子)、「青年が活動しやすい行事の開拓〜富士登山実行委員長の経験を活かして〜」(南関東ブロック 望月基司)、「地域と連携し、主体性を持った青年活動を!〜奈良GENKI PROJECTの継続〜」(近畿ブロック 吉川潤一)、「セミナーの継続力をバネに青年の輪を広げよう!〜青年対象生涯学習セミナー〜」(京滋・北陸ブロック 畑山直紀)で4名の青年が行い、活動を始めた経緯や苦労したこと、活動を通して学んだことや喜び、今後の課題、社会貢献活動への提言を発表しました。

   

 青年育成担当からは、「青年への提言〜青年24年間を経て、今、伝えたいこと〜」(中国ブロック 井上英美)をテーマに、これまでの経験からなぜ活動するのか、何を大切にして生活すべきなのかを発表いただきました。廣池理事長にも研修会にご参加いただき、発表者の熱い思いを聞いていただきました。

 
  

 中国ブロック島根県の石塚のり子氏は、2年前から開催している月1回のニューモラル学習会(愛称:めだかの会)と活動だより「めだかのこ」を紹介。青年が心を通わせて話すことができ、子供同伴でもできる学習会にしたい、という思いから自宅で勉強会を開催。自分主体ではなく参加者の目線に立った学習会を企画し、イベントを盛り込む工夫をして楽しみながら長く続けていきたいと発表しました。


 南関東ブロック静岡県の望月基司氏は、富士登山実行委員長の経験から学んだことや、青年活動に興味を持ってもらえるきっかけづくりを目的とした「青年園芸教室」について、また全国青年大会in南関東を意識した今後の青年活動のあり方についてお話いただきました。最初は軽い気持ちで引き受けた富士登山実行委員長だったが、その役をさせていただいたからこそ青年同士の思いやりや、周囲の支えに気づいたと心の内を伝えていただきました。そこで得た喜びを大切に、自身の経験を活かし、まずは青年が気軽に参加でき楽しめる行事を企画し、共に学ぶ必要性を見出せるような仲間づくりをしていきたい、と強調しました。


  

近畿ブロック奈良県の吉川潤一氏は、青年クラブ発足から4年を経てついに開催した「奈良 GENKI PROJECT」について、その経緯や活動紹介、そこから得たものについて発表していただきました。青年が主体的に動き、事務所と協力して自分たちで考え企画・運営を行うこの企画。事務所持ち回りで開催することでお互いに切磋琢磨し、それぞれの地域の特徴を活かしてきた成果と、今後も参加者100名を目標に充実した内容づくりに励みたいと発表しました。

  

京滋・北陸ブロック京都府の畑山直紀氏は、青年対象生涯学習セミナー開催10年の成果と課題について発表しました。参加者の多くは近隣の事務所の方々だったので、もっとモラロジーのことを知らない方に参加してもらおうと、友人・知人を中心にお誘いを開始。先輩方の助言を大切に受け止め、できるだけ熱い気持ちと笑顔を心がけてお誘いするようにしている、とお話いただきました。また、少年部事業の事例を紹介し、今後も力を入れて少年部の活動を行うことで、このつながりを大事に、将来にわたって青年活動への参加につなげたい、と訴えました。

  

育成担当を代表して発表した中国ブロック広島県の井上英美氏は、自身の青年時代24年間を振り返り、卒業して気づいたことや学んだことを率直に発表いただきました。多忙でモラロジー活動になかなか参加できない多くの若者の実情に触れ、「モラロジーは生涯学習であり、累代教育である」と強調。「先人からいただいた恩恵に一生をかけてお返しをしていかなければならない。この気づきがなければ、喜んでモラロジー活動はできない。」と、青年へ思いを伝えました。




5名の提言発表の後、廣池理事長よりこれからの青年活動について、青年に、日本のよき伝統文化を受け継ぎ、自国の歴史を学び、日本の良心となろうとお話しいただきました。その後、提言発表と理事長講話を踏まえたグループディスカッションにうつりました。青年育成担当が進行を行い、6〜7人でそれぞれ学んだこと、感じたことなどをじっくり話し合いました。





初日終了後は懇親会です。大阪名物のお好み焼きや、出張所スタッフお勧めの料理がずらりと並びました。何よりも参加者の目を引いたのが、マグロの解体ショー。来年2月開催の「全国青年大会 in 京滋・北陸」の成功を祈願し、参加者が見守る中、高橋昌男実行委員長がマグロの頭に包丁を入れました。立食形式となった懇親会では、初対面同士が挨拶を交わしたり、久しぶりに再会する青年代表同士、普段の活動の苦労や喜びを分かち合う場面が見られ、とても和やかな雰囲気で親睦を深めることができました。 

 

2日目は、福田重造講師(東大阪事務所)より、「青年に期待する」をテーマに講話をしていただきました。特に、国が滅びる3原則(1、理想を持たない民族 2、全ての価値を物に換算する民族 3、自国の歴史を忘れた民族)についてのお話や、ある留学生を迎えたパーティーにおいて、国旗・国歌の意味を説明できない若者の姿を見て、自国の国旗・国歌の意味も知らずして日本人とは言えない、といった若者への熱いメッセージをいただいたのが印象的でした。こういった福田講師の力強い言葉があるのも、青年に期待を向けてくださっているからこそだということを再認識し、改めて感謝し、そして身の引き締まる思いで受け止めていました。

 

講義の後、2度目のディスカッションタイムに入りました。最後に、各ブロックから青年代表が1人ずつ決意発表をして閉会しました。女性の代表発表者の吉冨洋子さんからは、「男性が築き上げてきたものに、女性の色で更に花を添えられるように青年活動を盛り上げていきたい」との決意がなされた他、「事務所の先輩や青年との報・連・相を密に取り、皆で協力して青年活動の推進に取り組みたい」といった発表がありました。

 
 
 
 

この研修会で、これまでどおり青年クラブの実現と活動内容の充実に取り組み、他ブロックの活動を通して見えてくる課題や対策、工夫点などをお互いに学び合い、それぞれの地域でより継続的・発展的な活動を企画・運営できるよう、青年としての使命と役割をしっかりと再確認しました。