モラロジー青年活動ネットワーク

<報告>平成23年度 都道府県青年代表研修会

7月2日(土)〜3日(日)、群馬県の谷川講堂において、創立者の遺志を受け継ぎ、魅力ある青年クラブ活動を展開することを目的に都道府県青年代表研修会を開催し、全国から総勢77名(男性68名、女性9名)が参加しました。


初日は、井上和行本部長の開会挨拶に始まり、続いて井出元講師(廣池千九郎記念館館長)による講義が行われました。井出講師は、創立者の遺志を正しく受け継ぐために、出版されたばかりの著書『廣池千九郎の遺志』の読み方を中心にお話しされました。
 講義の後は、グループディスカッション。青年育成担当の進行のもと、「青年代表の使命と役割」について話し合いました。

地域の道徳化に活躍する青年代表だけにその使命と役割を明確しなければならないと話が盛り上がりました。その後、廣池理事長から青年リーダーに期待することと題して特別講義を受けました。


廣池理事長は、「青年リーダーには、確かな家庭観、国家観、歴史観、人生観をもち、みずからの義務と責任を果たしてほしい」、そのためにも「日本のよき伝統を受け継ぎ、立派な日本人となってほしい」と話されました。
 夜は、すき焼き懇親会。たっぷりのお肉を前に、代表者同士、普段の活動の苦労や喜びを分かち合い、にぎやかな雰囲気の中、親睦を深めることができました。


懇親会での活動紹介において、兵庫県の谷藤さんが「親へ思いを届けようプロジェクト」について3年間の取組みで応募数が1500通から6000通となり、地域社会に理解されてきたことを紹介。

福島県の阿部さんは、震災後、取り止めとなった東日本生涯学習センターの生徒研修会に代わって、秋田県で「ジュニアセミナーin東北」として開催することを発表。

東京の山本さんからは、初めて開催することになった青年対象の基礎講座を紹介し、都内近郊の在住者を紹介してほしいと呼びかけました。

来年度の全国青年大会の開催を担当する中国ブロック青年メンバーが出雲での開催を発表、そして本年度に開催する南関東ブロック青年から大会を控えて、つながりをより強く、そして大切にしていきたいと決意を述べました。


2日目は、早朝から大穴記念館へ移動し、山本栄道館長による「廣池博士と谷川温泉」についての講話を受けました。最期の時を迎える直前まで、原稿を訂正しつづけた廣池博士のお話を聞き、参加者全員、身の引き締まる思いで受け止めました。
 その後、谷川講堂に戻り、ブロック推薦による4名が活動の充実に向けて提言発表を行いました。


東海ブロックの宮田祐嗣さんは、中日本生涯学習センターで行われた青年交流会を事例に、自国に誇りをもつために、日本の伝統文化に触れる機会をつくることの大切さを発表しました。

中国ブロックの荻野周作さんは、次代の育成のため家族ぐるみで学び活動することの大切さを意識すること、そして田植えや芋堀り体験など楽しい活動と合わせて収穫祭を取り入れ、神に感謝してきた先人の思いを想起できることの大切さについて発表しました。

九州ブロックの本田崇さんは、全国青年大会in九州(平成19年2月開催)の後、広がった青年のつながりを活かして、青年クラブ活動を盛り上げた「論文研究会」、「恋愛と結婚セミナー」を紹介。魅力ある人づくりを学び、いかに多くの人に知ってもらうか、創意工夫の大切さを発表しました。


関東ブロックの金子孝行さんは、ユニセフ街頭募金活動やクリーンキャンペーンなど、県行事としての活動から青年が主体的に事務所と協力して企画・運営を行う大切さ、仲間づくりに苦労した体験を通して、「今言えることは、あきらめなくて良かったということ。とにかくやるんだという気持ちをもちつづけましょう」と熱のこもった発表で締めくくりました。




提言発表の後のグループディスカッションでは、「魅力ある青年クラブ」に向けて、今回の研修会で学んだこと、活かしたいことを話し合いました。
 最後は各ブロックによる決意発表。女性の発表者として鈴木美穂さんから、「自分が成長して、自然に他の人をお誘いできる人になりたい」、初参加の三笠修司さんは、「この研修会で学んだあきらめない心で、これまでの活動に真心を込めてつづけたい」という力強い発表がありました。
 創立者の負託に応える青年リーダーの使命と役割を再確認し、それぞれの地域で、魅力ある活動を継続・発展させることを誓った2日間となりました。

<レポート:青年部 渡辺美保>

 写真は、メンバーページにて掲載中!