モラロジー青年活動ネットワーク

<報告>第12回 高校生セミナー

仲間ともに、未来の為に「今」を精一杯駆け抜けた3日間

 3月23日(金)〜25日(日)の2泊3日で、第12回 高校生セミナーを開催しました。

 

全国各地から高校生31名がモラロジー研究所に集い、今回は「TODAY〜今という宝物〜」をテーマに、関東学生モラロジー研究会(通称:学研)の大学生スタッフ29名がお世話をしました。


 
 
レクリエーションA

初日の目標は「笑う」。レクリエーションを通して、初めて出会った人とお互いのこころの距離を一気に縮めました。さらにスポーツ企画や分科会を通し、1日だけで笑顔や会話が増え、楽しい雰囲気となりました。1日目に打ち解けあうことで次の日以降の話し合いに熱が入りやすくなりました。緊張気味の参加者の顔も、学生スタッフのリードや企画の導入など(合間に入れる、スタッフの体を張った寸劇など)で参加者の心をほぐしました。


 ■ 2日目 「自分を見つめる」

 
学生プレゼン

2日目の目標は「自分を見つめる」。午前は大学生スタッフが「生きる」をテーマに、プレゼンテーションを行いました。小島逸平君(専修大学1年生)は、寮生活をとおして気づけた親への感謝の気持ち、またセミナーで学研スタッフから教わった気づきについて発表しました。小島君は、その体験から普段の当たり前の生活に感謝しなければいけないことと、自分を見つめることの大切さを伝えました。

学生プレゼン

阿部祥子さん(文化学園大学1年生)は、東日本大震災の体験から学んだことを話しました。実家の福島県で経験した震災の恐ろしさと、その後の生活で気づいた、たくさんの人に支えられていることについて発表。「当たり前が特別なこと」であり、「当たり前な日々が一番幸せ」だと参加者に伝えました。


講師と懇談

講義の時間では、定方雅彦講師(モラロジー研究所社会教育講師)が、「人間関係の方程式」というテーマでお話しくださいました。今の自分があるのは、無償の愛と献身的な努力の積み重ねがあるからであること、また「わかる」と「できる」には根本的な違いがあり、「わかる」から「できる」になるには努力の積み重ねが必要なのだということ。たくさんの「目にみえない部分」によって生かされていることなどをお話しくださいました。

 
昼企画

参加した高校生は、お話を聞いて自己の今までの経験を振り返り、今後の生き方に生かしたいという思いを持ったようです。「心のこもった道徳的行動をとれるようにしたい」「実行する時の心づかいの持ち方など、相手の人や周りのことを考えて、みんなが良くなるように生きていきたい」という感想がありました。


決意発表

夜の企画では「無人島〜宝を探し出せ〜」というテーマで、自分の理想の姿(宝)を見つけ、それを達成するための目標(宝を探す道具、条件)を設定しました。一番最初に自己分析を行い、次いで他己分析をも行いました。より深く自己の内面を掘り下げることができて、自分を知り自信を持つことへの一助になったように見受けられました。






■ 3日目 「探す」

決意発表
 
決意発表
 

そして、最終日の目標は「探す」。今回のテーマについて、3日間通していろいろなことを話し合った分科会の班メンバーと話し合をしました。

 

参加者からは、「道徳が大切だということがわかった」「親への感謝の気持ちが湧いた」「普段考えないようなテーマについて、このセミナーだからこそ話せた」「これからもここで学んだことを生かして、ここでの縁を大事にしていきたい」「人と接するのが苦手だったが、楽しく参加できた」との声が寄せられました。また、お世話をする学生の姿に感化されたのでしょう、「スタッフになりたい」「またここに来たい」という感想が多数ありました。

過去があって今があり、また今が未来をつくっているということを中心に学んだ3日間、参加者の高校生は毎日を精一杯生きるという大切なことに気づいたようでした。初日は緊張していた顔も、最終日には笑顔の温かい表情になっていました。

スタッフ自身にとっても、信じられる仲間や参加者と共に、自分の心づかいや生き方を探る機会となりました。準備から本番を通じて、感謝の心が互いに引き出されました。

学研は、夏に開催する第36回全国学生モラロジー研究会(3泊4日)に向けて準備中です。学生の皆様の参加をお待ちしております。

集合写真


(レポート:青年部 青年育成課)